知人宅での事。そのお宅には猫が2匹。性格は全く違い、特にchokoちゃんは警戒心が強い。高齢ではあるがとても元気だ。しかし、私がそのお宅にお邪魔している間絶対に姿を見せない。もちろん私だけではなく宅配の方にも警戒をする。
ところが、今では覚えがないがたぶん3回目にお邪魔した時だと思う。柱に隠れてこっそり私を見ていた。私はその姿を見た時
「友達になれる」
と確信した。
毎回、隠れながら私を監視。それも目を思い切り開いて。。。そのたび私はお友達になりたいと、心の声を届け続けた。友達になりたい、その一心なのだが一進一退。近づいてくれそうだと思った矢先、姿を隠してしまったこともある。それでもあきらめず、お友達になりたいオーラを出し続けた。友人宅に向かっている間に「今から行くから。顔を見せてね」という作戦も講じた。
と、ある日、姿を隠さず私の前に現れてくれた。やがて物理的な距離も次第に近くなり、とうとう触らせてもらえるようになった。
そんな矢先、Chokoちゃんの具合が悪くなった。食欲がなくなってママも心配していた。ご飯をもらったChokoちゃんの横にいた時の事。ご飯の匂いを嗅ぎ廻し、プイっと横を向いた。私はその姿から
「ご飯が臭う」
と感じた。すぐさまママにそれを伝え封を新しく封を開けたご飯をあげみる。すると、おいしそうに食べ始めた。病院食を食べていたのだけれど、開封後時間が経過していたのだ思う。比べてみてもその二つのご飯は臭いが違っていたのだ。
このことをきっかけにChokoちゃんは私を信頼しはじめた。
こともあろうか私が家にお邪魔すると
「おやつが欲しい」と言いだす。もちろん、言葉ではないが。。。。。食欲がないよりはおやつでもいいから食べてほしいというママの願いはChokoちゃんに届き、いつもの倍のおやつをたいらげた。食欲がないのではないと判ったことは大きい。
その次から私がお邪魔するとまるで待っていたかのようにリビングで私を出迎え
「オヤツ」
と言う。
そして私はChokoちゃんのお友達のつもりが、おやつ至急係になってしまった。
それでも、Chokoちゃんと私の信頼関係は強くなっている。毎回必ず
「オヤツ」
と言い、いつもの倍のおやつをたいらげ、ひたすら昼寝をし、そして私が帰るのがどうしてわかるのか分からないが、
「ではまた」
と席を立つとそこにはかならずCちゃんが来ている。爆睡だったはずなのに。
本当にうれしい。
どうか長生きをしてほしい。