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見えないドアと書かれていたのを読んだとき「ドラえもん」に出てくる”どこでもドア”がイメージとして浮かびました。(前回記事参照

ドアを開くと向こう側は希望した世界が広がっていて、瞬時にそちらの世界へ行くことができる、というあのドアです。

私事で申し訳ないのですが、自身の著書のタイトルを決めるとき、スピリットの世界をこのドアのこちら側と向こう側の世界を仕切るものとしてイメージしていました。どちらかというと仕切られているのはドアだけ、というニュアンスです。

それとは違い、どこでもドアは自分自身がドアの向こうの世界へ行けます。それに10光年以内の距離は移動可能だそうです。

その距離はもはや宇宙の果て、なのではないでしょうか。

 

作者藤子・F・不二雄先生は生前

「夢、そんなことも形も昔と今じゃずいぶん変わってきてると思いますね。妖精の住んでるような森も人間の周辺から消えちゃってますし。宇宙の未知の世界とかそういうものが一つの夢というな感じになってくるんじゃないかなと」

と話されています。そこからも宇宙に壮大な夢を持たれていたことが伺えます。そして夢というものがドア一枚で仕切られただけのとても近い所にあると想像することは間違っていないと思います。

さらにこのどこでもドアのアイデアが生まれたのは、1932年発売 童話『魔法のつえ』ジョン・バッカン著からだったそうです。

文字通り魔法のつえを使うと、世界中どこへでも行けるのです。当時、遠距離の移動は今より大変だったからでしょう。世界中を旅するというのはいつか叶えたい夢の一つだったのではないかと想像しています。

今は誰もが、と言うわけにはいかないかもしれませんが宇宙への旅もできるようになり、いままでよりとても近い所になってきました。

それと同じように、スピリットの世界もごく近い所に感じられるようになってきていても不思議ではないはずです。

見えないドアはかならず近くにあるのですから。

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