映画「フィラデルフィア1993年のアメリカの映画です。
主人公アンドリューが不当に解雇されたとして裁判を起こします。アンドリューは同性愛者でありエイズ患者であったため、それによる偏見が原因だと確信していたからです。
アンドリューが弁護を依頼した弁護士ジョー。彼は同性愛者に対して偏見がありました。ただ黒人である彼自身も偏見を持たれ経験があります。 そこにあるのは差別であり、それに気づいたジョーは一旦は断ったアンドリューの弁護を引き受けます。
そして法を犯した相手と法廷で闘ううち、ジョーとアンドリューの間に通い合うものがうまれていきます。
もちろんその一つは友情ですが、もう一つ死と向き合う姿ではないかと。 それはアンドリューがジョーに聞かせたオペラの歌詞にあります。
ウンベルト・ジョルダーノのオペラ「アンドレア・シェニエ」からの「亡くなった母を」という曲だそうです。
この映画は実際に起こった出来事が元になったとも言われています。トム・ハンクスがアンドリュー・ベケット(この作品でアカデミー賞主演男優賞受賞)とデンゼル・ワシントンが弁護士ジョー・ミラー。 実は、この映画は随分前に入手していました。しかし、途中まで見ても先に見進められず放置していました。 あることがきっかけで、法廷が舞台のこの映画を見てみようと思い立ったのです。必要なタイミングと言うのはあると思っている方ですが、きっとそれは今だったのだと、そういう意味の感動もありました。
差別というのはいつの時代も、自分の周りにも小さいことから国が関わることにも存在しています。この映画は二つの差別を描いていました。それらは社会問題になったものでもあります。
差別される側は対等に扱われず、低い位置での扱いを受ける事があり、それ自体が大きな問題であることは間違いありません。この映画では”解雇”でした。
思い立って読み返したときシルバーバーチの霊訓に以下の文に触れました。
「人間の一人一人が持ちつ持たれつの関係にあること、全ての人間に同じ神性が流れていること、故に神の目には全てが平等であること、霊的本性において完全に平等であるとの観念を広める必要があります。」