エリザベス・キューブラー・ロス (著), デヴィッド・ケスラー (著)
「死に直面している人たちはいつも、大いなるレッスンをもたらす教師だった。生がもっともはっきりみえるのは、死の淵に追いやられたそのときだからだ。そのレッスンの数々は、人間の生にかんする究極の真実であり、いのちそのものの秘密である」終末期医療の先駆者が静かに語る、人生の十五のレッスン。
<以上amazonさんより>
***感想、概要など:
感想を言うより、キューブラーロスの言葉を掲載した方が良いと思うので、引用させていただきました。
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ほんとうに生きるために、あなたは時間を割いてきただろうか。
「一生」とよばれるこの時間のあいだには、学ぶべきさまざまなレッスンがある。とりわけ死に直面した人たちとともにいるとき、そのことを痛感する。死にゆく人びとは人生のおわりに多くを学ぶが、ほとんどのばあい、学んだ教訓を生かすための時間が残されていない。一九九五年にアリゾナの砂漠に移住したわたしは、ある年の「母の日」に脳卒中でたおれ、麻痺状態におちいった。それから数年間は、死の淵に立たされたままだった。すぐにも死がやってくるだろうと、幾度となく覚悟した。そして幾度となく、それが訪れてこないことに失望した。準備はできていたからである。でも、死ななかった。なぜなら、わたしにはまだ学ぶべきレッスンが、最後のレッスンがあったからだった。そのレッスンの数々は人間の生にかんする究極の真実であり、いのちそのものの秘密である。わたしはもう一冊、本を書きたいとおもうようになった。こんどは「死とその過程」についてではなく、「生とその過程」、つまり人生と生きかたについての本を。(著者エリザベスのメッセージより)
***目次:
第一章「ほんものの自己」のレッスン
第二章愛のレッスン
第三章人間関係のレッスン
第四章喪失のレッスン
第五章力のレッスン
第六章罪悪感のレッスン
第七章時間のレッスン
第八章恐れのレッスン
第九章怒りのレッスン
第十章遊びのレッスン
第十一章忍耐のレッスン
第十二章明け渡しのレッスン
第十三章許しのレッスン
第十四章幸福のレッスン
最終レッスン
***登録情報
出版社 : 角川書店 (2005/8/25)
発売日 : 2005/8/25
言語 : 日本語
文庫 : 384ページ
ISBN-10 : 4042920020
ISBN-13 : 978-4042920021
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