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近藤 千雄 (著)

数百年前に無念の割腹自殺を遂げた武士が、ある家の若主人に憑依して、その宿願を果たす生々しい記録。霊の実在と人間の執念のすごさを物語って余りある貴重な実録である。

<以上amazonさんより>

 

***感想、概要など:

「幽魂問答、続幽魂問答、浅野和三郎著」を元に現地に赴き調査をしたことを追記した書籍が本書「古武士霊は語る―実録・幽顕問答より」。

上記2冊「幽魂問答、続幽魂問答」に関しては無料で読めるサイトもあります。

内容としては個人的に非常に面白かった。狐が憑いていると言われたが実は武士が憑いていた。武士霊は狐と言われたことを聞いていて、狐憑と言った人を座らせ説教する。霊に説教されるなど想像をしたことはなかったけれど、その内容がいかにもであり、思わず自分もその場に正座したくなった。

突き詰めると、武士が語る、など予想外の状況であるにかかわらず、内容は今ささやかれているスピリチュアル的な内容と変わりないと思います。

家相の事にも武士の霊が触れているが、疑問に思っていたことの結論をここに見つけたように思う。

この本の不思議な魅力の一つに、ノンフィクションではなく物語として読んだとしても楽しめると言う事。つまり読んでみたらスピリチュアル的な知識がついていた、という感じではないかと思う。

 

***目次:

因縁の日―七月四日
必死の加持祈祷
加賀武士の出現
ついに生前の名を明かす
容易に消えない生前の習性
身元のせんさく
死後の世界を語る
俗説を排す
前代未聞の誓約書
睡眠と入神の違い〔ほか〕

 

***登録情報

出版社: 潮文社; 新装版 (2007/6/1)
ISBN-10: 4806314226
ISBN-13: 978-4806314226
発売日: 2007/6/1

 

 

 


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