数々の賞に輝いたフランス・マスコミ界の重鎮が語る癌で逝った妻と夫の愛の交流記録。
<以上amazonさんより>
***登録情報
単行本: 309ページ
出版社: ハート出版 (2006/4/6)
ISBN-10: 4892955345
ISBN-13: 978-4892955341
発売日: 2006/4/6
***商品の説明(訳者あとがきより)
愛する近親者の死に絶望している人たちを励まそうと、 著者フィリップ・ラグノーが自分自身の体験を綴った物語です。
しかし著者の思いはそれだけにとどまらず、死を恐れる人や病に苦しむ人、 あるいは日常生活の重みに負けそうになっている人など、この世に生きるすべての人へ向けられています。
カトリーヌはフィリップに言います。「生まれてきた意義を果たせる限り、課された責任を負える限り、加齢による病や故障に耐えうる勇気のある限り、逃げずに生に立ち向かいなさい」と。
死を扱った書物でありながら深刻さや暗さはほとんどなく、読後いつまでも残るのはなんともいえない幸福感です。
それは本書が死に対する暗いイメージを払拭し、死を肯定的にとらえることで、 目の前の生にも積極的に取り組む意欲を奮い起こしてくれるからだと思います。
***作者
フィリップ ラグノー氏はフランスのジャーナリスト兼作家。
***以前のブログに掲載していた本です。愛する人と繋がっていること、永遠の別れがない事などが読み取れます。