あっという間に８月も半ば。暑い日が続いていて、残暑と言うにはまだ遠い感じがしますそんな中お元気にお過ごしでしょうか。
少し前のことになりますが、私が行く美容師さんのことです。この美容師さんの事は次のブログにも書いています。
ポイントだけ伝えると
「僕はね、守られていると思うんだよ。オヤジ(亡くなられた)が守ってくれているのはもちろんだけど、ご先祖様とかだね。それになんだろうな、強い何かかな。」
という会話がありました。
http://sakura-marina.com/faterandspirit/
実は、この会話があった数か月後、彼は突然の病に倒れたのです。
適切な治療が施されなければ死に至る病気という事でした。
仕事に復帰をされたとき「運がよかったんだよ」と話していましたが、伺う限り幾つかの偶然が重なったそのご様子からも本当にその通りだと思いました。
それから、久しぶりでありましたがいつも通りの会話を楽しみながら、カットしてもらっていました。こうして振り返ると、長年通っているせいか今までにもいろいろな会話をしてきたことが思い出されます。
と、「まだやってるの？」と、いきなり私の趣味の話をもちかけられました。
「なかなか上手にならないけど、続けてます」
と応えると
「いいね。やらないとな」
と呟くように言うのです。普段だったら気に留めないかもという程度の会話なのですが、何となく気になりました。上手い返答がみつからず
「やった方がいいのかな？」
とやっと見つけた言葉で続けると
「やらなきゃだめだな。やれる時だからこそやらないと。やりたいことがあるのは素晴らしいんだよ。僕は全くそういうのが無くて随分もったいないことをしてきた。
若いころから何かやっていたらそれなりになっていたと思うだけどね。
それに、やれる時は実は限られている。明日は出来ないかもしれない。だから今やるんだよ。続けた方がいいよ。今なんだんだよなぁ。今。大切なのは。」
と、しみじみ語ってくれました。
その後、シルバーバーチの霊訓からこんな言葉を思い出しました。
「昨日のために生きてはいけません。明日刈り取る収穫のタネを蒔くのは今日なのです。」