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最近読んだ、梨木香歩著 「西の魔女が死んだ」。

ここに魔女レッスンが。まず、「いちばん大切なのは、意志の力。自分で決める力、自分で決めたことをやり遂げる力です。その力が強ければ、悪魔もそう簡単にはとりつきませんよ。」と。

続いて、「朝、目覚める寸前の、あの夢と現実の境の感じをしっかりと自分のものにするんです。これから毎朝、その瞬間を意識して捉えてごらんなさい。そして、自分で見ようと決めたものを見ることができるように訓練するんです。」と具体的な事を享受される。

スピリチュアリズムを学んでいると、実習などで訓練をするけれど『見えない』と焦ったり、妄想なのか区別がつかなかったり、時に、全く違ったものや必要のないものが見えたりする。

 

魔女は言う。「自分で見ようともしないのに何かが見えたり、聞こえたりするのはとても危険ですし、不快なことですし、一流の魔女にあるまじきことです」。

スピリチュアル・リーディングはできるようになる人は多いと思う。しかし、一番大切なのは必要なリーディングができるかどうか、であり、見えるか見えないかにただこだわるケースもある。

さらに続く。「直感が働くことは良いが、その直感に取りつかれると激しい思い込み、妄想となってその人を支配してしまう。」とある。

多くの場合、直感が正しいかどうかを直ぐに判断したがるけれど、実は、何度か直感とそれが事実かという検証を繰り返す中で本当の直感を受けた時の感じを体得できるようになる。

小説は祖母と孫まいの関係で繰り出される物語。魂は存続すると説いた祖母は最後にこの言葉を残します。「ニシノマジョ カラ ヒガシノマジョ ヘ オバアチャン ノ タマシイ、ダッシュツ、ダイセイコウ」。

商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
少女は祖母を「西の魔女」と呼んでいた。光あふれる夏が始まる―。ロングベストセラーの表題作に繋がる短篇小説「ブラッキーの話」「冬の午後」、書き下ろし「かまどに小枝を」の3篇をあわせて収録する愛蔵版小説集。

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