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最近、なぜか同じ質問を受ける機会がありました。その質問は食に関する内容です。ベジタリアンになるべきか? という事なんですが、 幾つかの書物の中から、その答えを探ってみます。
これらはそれぞれ
霊媒としてのあり方、
命との向き合い方、
食生活から
という視点で書かれています。それ以外に、カーボンフットプリント(製品が販売されるまでの温室効果ガス排出量をCO2に換算したもの)ベースがありますが、ここでは触れていません。取り組んでいる所ではIKEAなどがあります。

最初はシルバーバーチ。
<シルバーバーチの霊訓=スピリチュアリによる霊性進化の道しるべ>より
—ある日の交霊会で菜食主義の是非について問われて
「理想的な霊媒のあり方としては、アルコールや肉類、タバコ、その他、人体の質を低下させるものは極力控える方が霊媒の進化にとって良いに決まっています。
地上にあっては霊は肉体を通して自我を表現するしかありません。となれば、その肉体の質が高ければ高いほど霊媒の表現力も大きくなる道理です。したがってその肉体を汚すもの、間違った刺激を与えるものは、いかなるものであっても霊にとっては障害であり良いものではありません。肉体は霊の宿なのですから」

「理想を言うならば、霊媒は大地からの産物のみに限るのが好ましいと言えます」

とはいえ、私達が未熟であることは理解してくださっていて、以下のように言っています。
「動物を人間の食料として、衣類として、また(遊牧民の)住まいとするために殺すのは間違いです。しかし、未熟な世界においては完全な理想が実現されることは期待できません。」
理想に近づける努力をすることは忘れてはならない、という事ですね。
また、動物の死に対する基準についても述べています。
質問「では、殺すということに痛みが伴うか否かで判断すべきでしょうか」
回答「“意識”を指標とすべきです。意識があるかぎり、それを殺すことは間違いです。」

 

<シルバーバーチは語る>より
〔ある祭日の日の交霊会で狩猟が話題となり、メンバーの一人が質問した〕
「私はキツネ狩りをしたことがありますが、間違ったことをしたことになるのでしょうか。
すべて生命あるものは神のものです。いかなる形にせよ生命を奪うことは許されません。」
「でも、ウチのニワトリを二十羽も食い殺したのですが……」
「では仮に私がそのキツネに銃を与えて、二十羽もニワトリを食べたあなたを撃ち殺せと命令したらどうなりますか。地上のすべての生命には大霊によって食すべきものが平等に与えられています。人間が飢えに苦しむのはキツネが悪いのではなくて人間自身の考えが間違っているからです。」

「動物を殺して食べるということについてはどうでしょうか。」
「動物を殺して食べるということに罪の意識を覚える段階まで魂が進化した人間であれば、いけないことと知りつつやることは何事であれ許されないことですから、やはりそれなりの報いは受けます。
その段階まで進化しておらず、いけないとも何とも感じない人は、別に罰は受けません。知識にはかならず代償が伴います。責任という代償です。」

カルディックは肉食についてではありませんが、次のように述べています。
<霊の書~スピリチュアリズムの真髄「思想編」> アラン・カルディックより
「破壊が必要性と安全性の限度を超えているケースがあります。例えばスポーツとしての狩猟(ハンチング)などは意味がありませんし、殺すことの楽しさ以外の動機は考えられません。どういう見方をすべきでしょうか。」
「狩猟は霊性に対する獣性の優位以外の何ものでもありません。生きる上での必要性の限度を超えた破壊は全て神の摂理に違反します。」

 

最後にモーリス・テスター。

<背後霊の不思議>より
「食生活はどうあるべきでしょうか」
「まず最初におそらくあなたも最高の栄養物と思い込んでいる肉のことですが、これが熱は大変な毒物であることを知ってください。
最近の食用肉がどんな方法で飼育されているかご存知でしょうか?できるだけ太らせるための合成ビタミンやタンパク、病気にかからないための何十種類もの抗生物質を飼料に混ぜさらに別の薬物を皮下注射します。そしていい加減な大きさに生育すると屠殺場に連れて行かれ、むごたらしい雰囲気の中で殺されてしまいます。

神は決して動物を不自然に飼育して殺すというような残酷な事をしなければ生きていないようには作ってはいないと信じます。 植物だけで十分生きていけるし、それがまた食料危機と言われている今日の食料問題を解決する道であるとも思います。
もちろん何を食べようとあなたの勝手ですが、ブリサ・サバランの次の言葉をよくよく味わっていただきたい。「人がどんなものを食べているかによって私はその人がどんな性格の人間であるかが分かる」

テスターはヒーラーですし、どちらかと言うと、体に摂る物としての観点からでスピリチュアリズムの観点でないとしても、食について学ぶ必要を感じる内容です。

 

以上、視点は違いますが、みな一環して皆同じ事を伝えてくれています。
『尊厳をもって取り扱われるべきです。生命を安っぽく取り扱ってはなりません。生命の一つひとつが大霊の表現なのです。
生命は人間のものではありません。大霊のものです。』

 

ちなみにですが、知り合い(男性)はあることがきっかけでベジタリアン(多分乳製品も摂らない)になったそうですが、大豆が主食で無茶苦茶マッチョです。
大豆は畑のお肉を体現してくれてます。

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