講座の一つに、スピリチュアル・カウンセリングがどんなものか体験してみたい、短いカウンセリングででいいので受けてみたい、といった方々がご参加いただくお試しリーディングがあります。
受講生の方々はスピリチュアル・カウンセラーを目指し学んでいる方達ですから。実習としてご参加いただいた方にスピリチュアル・カウンセリングを行います。
その講座の中で、ある方、Kさんとしますが
「霊界が本当にあるのか知りたい」という目的で継続して御参加してくださっています。
「霊界の存在の証明「霊界の存在の証明」こそが、ミディアムの仕事であり、スピリチュアルな学びの基本です。ということは、Kさんに霊界の存在を証明できたとしたら、ミディアムの仕事の目的が達成されたことになります。そんな大きな課題をいつも感じながらの講座になっています。
これはKさんとのお試しリーディングで起こった出来事になります。まず講座内のお試しリーディングは生徒さんにリーディングをして頂き、私はフォローする形で進めます。
さかのぼる事1年と少し前、Kさんからお父様の体調があまりよろしくない、と個人的に伺っていました。何度かKさんとはやり取りをしているため、話してくださったのです。
その後の講座で、受講生の方達がお試しリーディングを始めました。私はいつものようにフォローはしていたのですが、この時は私はその受講生の方たちとは別のものが見えていました。
観音開きの扉があり、ドアは空いていて向こう側は真っ白い世界です。そこに一人の男性が立っていらっしゃいます。それはただ扉の向こう側に立っているだけのお姿でした。
それをKさんにお伝えしました。
「扉のすぐ向こう側に立っている男性がいる。立っているのはKさんのお父様だろうと感じています。」
あの扉のシーンは記憶に残っています。特に扉とは私にとってはあちらの世界とこちらの世界の境界を示すシンボルになっていることが多いからです。私が出版した本のタイトルもこの扉をイメージしています。
お父様が立っておられるお姿は扉の近くで霊界へ旅立つ準備をされているのでは?と想像させたのです。しかし、ご病気で闘病されていると知っていて、この印象をお伝えすることは躊躇しました。
そのままこの日の講座は終えました。この後、Kさんから連絡を頂きました。
「先ほどは言わなかったけれど、実は父は亡くなっていました。」
と。
私が男性が扉のところに立っているとお伝えした時、Kさんはすぐにお父様のことだとわかったそうです。
このイメージは実は、お父様から届いたものではありませんでした。お亡くなりになってから日が浅かったからなのか、別のスピリットがお父様のご様子を伝えてきてくださった、という印象でした。私はKさんのお父様の事を伺いながら、お父様は霊界へスムースに移行されて、今は光に包まれている、という意味だったのだと受け取りました。
これには続きがあります。