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先日、知人の楽器の発表会を見に行ってきました。

様々な楽器やボーカルを習う生徒さんですが、発表会という舞台で演奏をするときには、先生方が生徒さんの演奏をサポートしてくれていました。
要するにプロの演奏をバックに習ってきた曲を披露できる機会です。

プロの演奏と言うこともあり、楽しませていただきました。
実は練習をしてきた成果を発表できる機会はそれほど多くなく、この発表会も年に一度だそうです。皆さんが演奏をされる姿はやはり素敵でした。
演奏を終えた生徒さんに司会者からインタビューがありました。
「前日から緊張していた」とうのはなるほど判る気がします。
「演奏を楽しめた」
「目的を達成した」
「今までで一番良い演奏ができた」
と言われた生徒さんもいました。きっとこれから自信をもって楽器を演奏されるのでしょうね。

そんな中、実は先生方の方に視線が行ってしまいました。
生徒さん達は、ご自分の演奏で精一杯なのですが先生は練習とは違い演奏が始まったら生徒さんに対して手出しができません。それをハラハラしながら付き添う先生の姿です。

お一人の先生は会場からは見えないように楽器の間に隠れて生徒さんが演奏する動画を撮っていました。
また別のドラムの生徒さんの演奏では緊張なのかリズムが合わなくなってしまったようで先生は懸命にカウベルでフォローしていました。
ギターの生徒さんの時には先生も演奏をされていましたが、一心不乱に演奏する生徒さんに合図を送っています。でも生徒さん、全く気付かずで。。。

ただどの先生も生徒さんに対する愛情があふれていました。サポート演奏をしてくれる先生たちは自分の生徒さんではなくても、無事に演奏ができるように懸命にフォローしています。最後は笑顔と拍手を送って皆で喜ぶ姿がありました。

一人も演奏を投げ出すことなく「やりきった」表情は生徒さんも先生も同じでした。

 

 

ふと、手出しできずとも愛情をもって可能な形でサポートをしてくれている先生たちのお姿が私たちの近くにいてくれるガイドスピリットと重なりました。

人生を演奏とするなら、直接手出しは出来ずとも様々な形でフォローしてくれている先生、つまりガイドスピリットたちの姿です。

必死に生きている時は視線を向けられても気付かないかもしれませんが、演奏を終えるまでは必ず私たちに寄り添ってくれている、そんな事を思った一日でした。

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